徒然坊主
東北地方太平洋沖地震
チーム坊主
2011年03月16日 01:10
被災地の方のご心痛を考えるとなんと言っていいか
わかりません。
いまだ現場で危険を承知で業務をされている方には、
本当に本当に頭が下がる思いです。
私もわずかばかりですが、師と仰ぐ軟弱師匠が紹介されていたポイント募金に
賛同させていただきました。
http://rockhoppers.naturum.ne.jp/e1125845.html
中学生だった頃、同級生のお父さんが船釣りに行くということで
連れて行っていただきました。
正月明けの穏やかな海、
大変立派な船で、(同級生の父は会社のオーナーさん)普段いけないような場所で
大変よい釣りができました。
しかし・・・昼過ぎると雲が広がりだし・・・
ふと気付くと、さっきまで見えるところに居た漁師の船がありません。
急速に強まる南風(マジと地元では呼んでます)・・・
それから地元の海に戻るまでの間、本当に船底で神様に祈ってました。
沖合いの波は、越えるたびに低いところにたたきつけられ・・・
自然の力の前での無力さを思い知らされました。
それ以来冬場の船釣りは誘われても行ってません。
今回の大震災、地震や津波はまさに天災であり、その驚愕の力は多くの尊い人命を
奪っていきました。
ただ個人的な感想ですが、現在の原発の問題は、地震の所為だけとは思えません。
当然のことながら、現場で必死に戦っている方々のことではありません。
この国の原発問題に対するリスクマネジメントや指揮体制に関して、
正直納得がいきません。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110312/dst11031223220294-n1.htm
http://www.asahi.com/politics/update/0315/TKY201103150134.html
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110315k0000m070140000c.html
大手マスコミにはそれぞれの考え方があり、何かしら政治的な背景がありますが、
マスコミ各社が足並みをそろえて同様の論調をしていたり、
会見や情報開示などの実際の対応を見るにつけ、残念ながら日本国政府だけでは今回の件を
管理できるとは到底思えません。
日本では原発事故でレベル7といわれるチェルノブイリ事故に際し、医療支援活動に参加した
松本市長のような方もいらっしゃいます。
現政府首脳部や東京電力の幹部にそれぞれの立場でこういった経験をした方は居るのでしょうか?
非常時に際しての対応等、初めての方々ばかりではないのか?という疑念が生じてなりません。
いたずらにパニックを誘発するという事由で、情報を制限し希望的観測の元に対処した結果、
事態のより深刻化を招き、結果として国民はおろか、諸外国からも信頼を
失いつつあるのではないかと思えてなりません。
速やかな情報開示の元、本当の意味での専門のアドバイスを
もっと早く仰ぐべきだったと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000027-jij-int
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000020-mai-int
もし東京電力の方が、撤退を首相に一度でも進言した上で、首相が叱咤したという記事が事実であれば、
それは日本人として職場放棄をするということは考えづらく、すでに東京電力の持つ技術的な対応を越えているということではないかと思うのです。
それに対して、トップが精神論的な対応しか指示できなかったとしたら・・・
現在最前線で頑張って下さっている方々のことを考えると、いたたまれない気持ちになります。
私にも医療関係に従事する家族が東京に居ました。
土曜日、職場から「仙台に行ってくれ」と言われたそうです。
ただ行くにしても交通事情が大変厳しく、数日は行けないだろうということでした。
日曜の深夜「今仙台に着いた」とメールが来たと実家から連絡がありました。
いまだに携帯は通じず、メールのみの連絡。
めっちゃ心配をしながら、それを表に出さず耐えている両親の心情を察すると・・・
私にとって今回の震災は決して遠い地の出来事ではありません。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110315-OYT1T00086.htm
もしこういった記事が真実だとしたら・・・
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